2020年7月17日金曜日

眼鏡の白化現象

近所のチェーンのメガネ屋で購入した、バイク用の度付きサングラス。〇千円~みたいなノボリに騙されて作り出したら、いろんなオプションついて値段聞いて驚きの3万円オーバーとの事。途中途中では値段の事はおくびにも出さず、引き返せない所でぬかしてくる。予算オーバーを伝えて、結果的に2.7万で落ち着いた。
最初にきっちり予算を伝えて,それ以上は出せんと伝えるのが大事。

バイク専用で、ゴーグル的な役割もあるので、とにかくレンズ面が大きい事、そしてヘルメットしてから眼鏡をかけようとすると、やわなつるだと曲がってしまうので、太いつる、というのが条件。店内で見つけた中でひときわレンズがでかくてつるが幅広な ellese ES-OS02 を選んだ。
後からのネット調べでこちらのメガネonサングラスと判明した。度付きでなければネットで6,500円。

それはどうでも良いのだが、どうしてもヘルメットを脱ぐ時などで扱いが雑になりがちなせいもあってか、ある日レンズが枠からぽろっと外れてしまった。ちなみにこの症状は今までバイク用として購入した眼鏡・サングラスでは過去何度も経験済み。眼鏡は作った後のレンズ交換を考えて、レンズはただのはめ込み式。その枠の出来にもよるが、驚くほど簡単に外れる。

レンズ交換はするつもりもないし、これまでのメガネも外れた時は接着剤でくっつけて使用してきた成功体験があったので、今回もその措置をしたところ、ばっちり白化現象が現れ、レンズ表面が大きく白濁してしまった。

こうなって初めて白化現象を知った。調べた結果、瞬間接着剤が蒸発するときに、空気中の水分と反応し固化する現象(リンク)。眼鏡について白化現象は直せないとの記述。シンナー、お湯の拭き取りはまったく効果なし。最後の手段でペーパーやすりとコンパウンドで修復を試みる。

眼鏡は反射防止や、傷防止、UVカットなどのコーティングがされているそうで、ペーパーはもちろんコンパウンド等ご法度なそうですが、このままではゴミ確定なのでやるだけやってみる。

購入はプラモデル売り場で全てそろった。
左からタミヤのコンパウンドの粗目、細目、仕上げ目。コンパウンド用クロス、耐水紙やすり。

まずは固化した接着剤を耐水ペーパーで削り落とす。当たり前だが真っ白に濁って、はたしてこれから透明にまでなるのか不安。

映画見ながらコンパウンド。粗目から初めて仕上げ目まで、それぞれ30分ずつぐらいもやっただろうか。一度仕上げ目で仕上げたが、傷が完全に取り切れず、まるで目にゴミが入っているような見え方。粗目からやり直し。

なんだかんだで半日ほどかけただろうか。概ね満足のいく出来栄え。捨てるしかないと思っていたサングラスの寿命を延ばすことができた。
瞬間接着剤で白化した眼鏡をお持ちの方は、処分の前に一度試してみるのも良いかと。

コーティングは完全に剥げたと思うので、しばらく使って気づいた点があれば追記する。

今回の学習
・眼鏡に瞬間接着剤はNG
・眼鏡は眼科で視力をはかって、ネットで購入

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