2023年6月11日日曜日

クラッシュバンディクー4 とんでもマルチバース

パッケージ裏にプレイヤー人数2名と記されていたので、てっきり協力プレイ可能かと思いきや、なんと交代でのプレイが出来るという事。こういうのは一人プレイで良いと思う。

奥行きのある見下ろしアクションゲーム(一部2Dパートもあり)。類似で言うとスーパーマリオ3Dワールドや、リビッツのようなイメージ。

ステージは、一つ一つクリアしてゆく流れで、いろんなギミック、演出、敵キャラのステージをこなしてゆく。

この手のゲームは古くはNINTENNDO64でドンキーコング64やバンジョーとカズーイなど多々あるが、前述のマリオやリビッツなどあわせても断トツの奥行の掴みにくさ。カメラ向きもあるし、さらに、シビアな足場などを渡るアクションを要求されるしで、とにかく落っこち死が多すぎ。とってつけたような丸いだけの影が足元に表示されて、それで位置を確認しながら足場を探れる。まさかとは思うが、難易度調整で後からつけたという事はないと思うが。

操作は大きくジャンプ(2段)、スピン、スライディング、仮面の特殊能力で、キャラが違えば操作・アクションも変わる感じ。とにかくシビアなタイミング操作、場合によって組み合わせ操作を要求されるので、何度も何度も違うボタンを押してしまって死ぬ。死にまくって死にまくって覚えながら進むところはいわゆる死にゲーの要素が入ってしまっているが、この見た目でがっつり子供向け。これを折れずに最後までプレイする子供達が想像できない。

ちなみに最終ラスボス一つ手前の、仮面を切り替えながら進むステージ。一見さんお断りの記憶力勝負。ひたすらチャレンジし続けて奇跡の1回を待つしかない。

この手のゲームは、クリアするだけならある程度できて、アイテム・コレクト等の収集にこだわると難しい、みたいな作りが多いと思うが、これはクリアだけでも鬼畜難易度。一息つく間もないシビアなタイミング操作を要求されて、何度死んだか分からない。

このゲームをクリアできればどんなゲームでもクリアできるという、一つのアイコン的ソフトにしてよいぐらい。

何度死んでもやり直し可(モードによる)、ロードもほとんどなくてやり直しストレスがないのが救い。

ギミック、演出多彩で良くできている。死にゲーを楽しめるかどうかで評価が分かれる。

プレイ期間15日ほど 購入価格2,200円

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