2017年10月28日土曜日

TRINE2 三つの力と不可思議の森

プレイ期間 20日間 クリア WiiU ★★★★★

3名のキャラクターを交代しながらすすめる横スクロールアクションゲーム。

操作できるキャラクターは、近距離攻撃の剣&ハンマー・盾を装備している戦士、遠距離攻撃の弓をかまえて高所へあがるフックロープを装備している女盗賊、魔法を使う魔法使い。

この3キャラクターを使い分けながら、それぞれの能力を生かして仕掛けをクリアしながら進んでゆく。

ちなみにキャラクターチェンジはいつでもできるが、戦士が2名など重複したキャラクターにはなれない。

能力・武器・魔法にはレベルアップの概念が存在し、途中のアイテムを集める事で好きな能力を身に着けてゆくこともでき、一部にはその能力を身につけてクリアする必要がある。ただし能力は外すこともできるので、必要なところで他に割り振っているレベルアップポイントを、一時的に割り振り直すことも可能となっている。

それぞれのキャラクター特性がはっきりしていて、その個性を生かしたアクションが出来るところが良い。敵(ゴブリンやオーク)とあわせて世界観がロードオブリングに通じるものがあって、そんなところもがっつりひきつけられた。

個人的には盗賊(見た目がエルフっぽい)が気に入った。弓アクションで、左スティックで移動し、右スティックを倒すと弓を引き、離すと発射なので、弓を背後に放しつつ、前方へ移動する等のアクションが可能となっている。ちなみに二人プレイではヌンチャクではなく別売コントローラーが必要。

相方はあまり考えずに爽快に攻撃がきまる戦士がお気に入りのようで、敵キャラ出現時などは、戦士が盾で食い止めて、盗賊で遠距離から削りつつ、とどめを戦士。仕掛けは魔法使いの魔法で解くといった、協力してすすめてゆく面白さが素晴らしい。出来れば3名でプレイできればさらに楽しい。

基本的に死んでも多々ある復活ポイントで蘇る、ゲームオーバーのないゲーム。上級者には物足りないかもしれないが、それとてクリアまではしっかり楽しめるんじゃないだろうか。

巨大な敵演出、仕掛けの数々、グラフィックの良さ、キャラクターの動きと、どれもが素晴らしく丁寧なつくり。

GOOD
一度終わるかと思ったストーリーが、まったく別シナリオにてさらに続くボリューム
完璧にローカライズされたボイス
謎の解き方が、キャラクター次第で多数ある
イントログラフィックの美しさ
一人より二人、二人より三人プレイが面白い数少ないゲーム

BAD
結局は魔術師でなんとかするしかない謎解きの多さ

2017年10月8日日曜日

ディズニー エピックミッキー2 二つの力

  
プレイ期間 3日間 クリアできず WiiU ★☆☆☆☆

協力できるゲームは事前にネットなどで探して調べてから手に入れるようにしていたが、このゲームは中古販売の店でたまたま見つけ、パッケージで協力プレイができると知って購入した。パッケージとタイトルで思いっきり二人プレイを強調している。

相方さんは3Dのゲームはあまり経験がなくどちらかというと苦手。これまで2Dゲーム優先でプレイしてきた人間にとっては最悪のチョイス。

WiiUパッドの場合、左スティックで移動、右スティックで視点操作になっているが、ふらふらと定まらず、視点操作で照準をあわせるところがキャラクターの動きとリンクしておらずちぐはぐ。

ミッキーは色塗り、オズワルドは電撃攻撃と、お互い出来る事が差別化がされており、どちらか一方で進める事が出来ないという変なつくり。タイトルの二つの力はここから来ているんだろうが、どちらか片方のキャラクターで力技で進むことも出来ない。やむなく動く事すらままならない相方を誘導するが、操作感の悪さ、慣れない3Dで動きもままならない。まったく思うように動いてくれない相方への指示で疲労困憊、おもわず口調も荒くなり、二人の空気も悪くなる。プレイの目的からはまったく反する結果となっている。

キャラクターとしては低年齢層向けだと思うんだが、それならばそれなりの作り方があるはずだ。マリオやレゴをみてそこを学べないのだろうか。

一部ファンにとっては待望のミッキー主人公&ディズニーの世界観。その全てを粗悪な操作性がぶちこわしている。

ちなみに一人プレイは相棒のオズワルドが勝手に動いて進めてゆくが、そのオズワルドの動作が挙動不審でイライラしっぱなし。散々罵った二人プレイのほうが遊べるレベル。

3日でギブアップ。


2017年10月4日水曜日

The CAVE 運命の洞窟

プレイ期間 9日間 クリア WiiU ★★★☆☆

アイテムを拾って、そのアイテムを駆使して仕掛けを動かしたりしながら話をすすめてゆく。一例をあげると、火のついたダイナマイトを投げてくる相手に対して、バケツを見つけ出し、そのバケツに水を汲んだ状態でダイナマイトを受け止めるとそのダイナマイトが別の場所で使えて、ふさがっていた道が開けたりといった感じ。

アイテムを、あそこで使えばいいんじゃないか、こんな使い方はできないかと、わいわい相談しながら進められるのが面白い。

3人のキャラクターを切り替えながら進めてゆくが、最後に切り替えたキャラクターが優先となって、そのキャラクターの動きで画面がスクロール。見切れると操作ができなくなる変わった仕掛け。基本は一人プレイで、二人いても問題なくできますよといった感じ。

キャラクターが死んでも復活し、ゲームオーバーの概念がなく、何度でもリトライできる。

一部すんごいブラックな演出に驚かされるが、クリア条件によってはがらりとハッピーな雰囲気になるのが面白い。キャラクターの動きも軽快で悪くないし、グラフィックもまずまず。日本人にはなじみない演出に拒否反応なければ、単純に楽しめる。

謎とき系が初めてとのことで、新鮮で楽しいと相方がもうしておりました。