■突然のエンディング
前触れはまったくなし。
ここだけを変えればまだ使えそうな気もしたが、危ないのでこれにて寿命とした。
2016年10月より。ネットオークションで1万円で購入して7年弱。これほどコスパの良い買い物はそうそうなかった。
結局は邪魔になっても処分できず、安値でオークション出品や無料譲渡の人が多い品だと思う。
プラスティック部分は全て燃えないゴミ袋に入れることが出来た。
残りはちょうど年1回の粗大ごみ時期にあたり、全てを処分できた。
モーター部分だけは引き取り業者が回収。
■突然のエンディング
PS4 スターオーシャン5 330円 明らかに好みではないが安かったので
PS4 ファークライ4 550円 ファークライがワンコインは初めて見た。3はPS3で入手済み
環境を整える。
PS3
ザ・ウォーキング・デッド 550円
ドラゴンエイジⅡ 550円
アサシン クリードⅡ スペシャルエディション 330円
レッドファクション:アルマゲドン 330円
アサシンクリードは持っているが、追加コンテンツが付いていて安かったので購入
・現代のアメリカンドリームとはなにか
まったくの想像だが、これまでのゲームの創り方とは違うアプローチで創られたんじゃないだろうか。枠を創ってからそこで何ができるか。あれもいい、これもやってみようとぎゅうぎゅう盛り込まれた感じがする。
初めからこれを創ろうでここにはこれない。それが許される凄まじい環境を感じる。
街が生きていて、そこにドラマがある。たまたま入り込んだビルとビルの間の路地に人がいて仕事していたり、たむろしていたり。街を歩く人種、ファッション多彩な通行人。道を走る周りの車の挙動など、なんらかの意思を感じるつくりこみ。高速道路から地下鉄駅構内、上から下まで破綻なく創られて、ロードなくシームレスに動ける。
ほとんどのNPCキャラクターは、カバーアクションを行い、銃撃戦時のバリエーション豊かな立ち振る舞いも楽しめる。
登場人物の台詞が吹替されていないのは絶対に良かった。垂れ流しされるスラングの数々を、ニュアンス変えずに伝える事は絶対無理。ただ、プレイ中にガンガンしゃべられるので、字幕を見ている暇がない。それも大まかに状況は伝わるので問題なし。
ストーリーモードについては、特に大きな筋や流れがある話ではないが、いろんな依頼や頼みごとをこなしているうちに仲間が増え、そこから新たなミッションに派生。ミッション自体はバラエティに富んでいるとはいえるが、基本的に街があって、運転できて、銃を撃てる、の範囲内。ゲームの性格上、新たなギミックやボスキャラが登場する事はない。
例えるなら、素材は同じで調味料だけ違うものを用意され、いろんな料理を作っているかのような感じ。味の違いがあっても、大きく料理のバラエティが変わる事はない。
・気になった点
人物操作時、動きがもっさりしていて操作性に難がある。多数が入り混じっての銃撃戦では、思う所に照準が合わず、自キャラも緩慢な動きでいらいらする。死んでミッションのリトライとなると、ミッションを巻き戻してやり直しを余儀なくされる。最初は街を車で走っているだけで楽しかったはずが、気が付けば勝手につれて行ってくれるタクシーを探す自分がいる。もう少し柔軟にセーブ(再開)させてほしい。
武器選択がとっさにはできず、武器の切替中もダメージを受ける。状況によって武器を切り替えながら、といった戦略をあまり取れなかった。せめて手榴弾とかバズーカーなどはワンボタンで選択させてほしい。
このバラエティに乏しいミッションと、失敗時のやり直し、その他細かなストレスが積もってゲームを投げ出したプレイヤーは多いと思う。
・ド級の予算で創られ、ド級の売り上げを記録したソフト
一般人はもちろんだが、悪者である主人公に向かってくる警察もガンガン撃ち殺せてペナルティがない。何をしても自由ではあるが、悪い事をしてもしなくても良い自由はない。
あれだけ銃乱射が問題になっていて、日本ならばマスコミやら有識者に袋叩き。当たり前に自主的な販売中止や回収に追い込まれると思う。根本的に考え方が違う。当たり前を当たり前じゃなくしてくれるのは、いつも外からの圧倒的なマネーパワーだと思う。
ストーリーは3からつながっており、次回作5ではリセットされる。GTA5になって操作についての不満点が大きく改善されるので、どちらも投げ売り状態である事を考えれば、暇を持て余している自分の様な人間でないのであれば、4はとばして5からプレイすべき。4をプレイする時間を5のやり込みに使った方が楽しめそう。
売れすぎたんで中古は投げ売り価格。百億以上かけて創られたゲームが、自販機で飲み物を買う値段で手に入る。おそらくPS3で最もコストパフォーマンスの高いゲームの一つになると思う。
入手価格297円